相続対策におけるアパート・マンション経営
土地活用の最も基本的なものが、アパート・マンション経営です。
これを行うことにより、家賃収入を得て納税資金の準備をすると共に、相続税の節税対策ができます。
アパート・マンション経営のメリット
家賃収入
アパート・マンション事業の最大のメリットは、家賃収入です。
相応の家賃が得られる地域なら、納税資金対策としても有効です。
相続税対策
100%の評価を受ける預貯金・借入金が、約60%評価(固定資産税評価)の建物に転化した上、更に貸家として30%又は40%評価減されることにより、 賃貸建物は建築費総額の約40%の評価になります。
また土地についても「貸家建付地」として、15%から24%程度評価減となるので、有効な相続税対策といえます。
固定資産税対策
居住用家屋の敷地に課せられる固定資産税は、その評価額が更地に比べて1/6となり、都市計画税も1/3になります。
アパート・マンション経営のデメリット
空室リスク
空室発生等のリスクにより、事業計画通りの賃貸住宅経営ができなかった場合、不良資産化し借入金の返済問題が発生します。
また、老朽化その他の理由により建替え等を行う際、その取壊し費用や立退き等の問題もあります。
更地に比べて換金性が悪い
駐車場等の更地に比べて、売却・現金化し難いケースもあります。
もっとも、当該物件の収益性と売却価格にもよるので、一概には言いきれませんが、更地よりは換金し難いケースもあるでしょう。
遺産分割しにくい
物納が困難(底地を物納するケースを除く)
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