相続税申告書の税務署への提出と相続税の納付
相続税申告書の提出先
相続税の申告書の提出先は、被相続人の死亡時の住所地を所轄する税務署です。
相続人（財産をもらった人）の住所地を所轄する税務署ではありませんのでご注意下さい。
相続税申告書の提出方法
直接持参しても郵送でもかまいませんが、郵送の場合は送付した日付と記録が残るようにしましょう。（特定記録、書留、ゆうパック等）
申告書類は、税務署への提出用として正本を1通、更に相続人の保管用としてもう1通作成し、提出したことを明確化するために、控えに税務署の受付印をもらうようにします。
相続税の納付方法
相続税の申告書を税務署に提出すれば、税務署から自動的に納付書や通知が届く… といったことはありません。
所得税の確定申告と同様に、納税者側が納付書に自分で数字を記入し、その納付書を持って金融機関等で納付する必要があります。
尚、相続税の納付期限は、相続税の申告期限と同様に相続開始から10ヶ月以内です。金銭で一括納付するのが原則ですが、例外として延納や物納の制度があります。
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